南口にある南インド料理店。
よりによっての十日市場を皮切りに東京にも進出を果たしました。

お色直しでだいぶさっぱりとした駅前。
しかし、東急プラザの軒下には傍らにストロングゼロ缶をおいたアル中ジジイが暑さに蕩けている、蒲田らしい夏の風景ですよ。
カオス渦巻くご当地には、近年ガチなインド店が増えてますね。
空港が近いし、家賃も手頃だし、品川大田あたりのIT関連企業で働く人が多く住むようになったのかもしれませんね。

雑居ビル5階のお店へ向かうエレベーターには、インド人がみっちり佃煮になっており、こりゃあ期待できますぞ。
ほどほどのキャパがある店内も八割がた向こうの方で埋まっておりました。
席はぎっちり詰めてあって、食べてるすぐ横をブュッフェの列が往来するから、やや忙しない環境です。

開店三周年とインド独立記念日を記念したビュッフェが開催されるという情報が目に入ってきてさ。
勇んで駆けつけたのですが、内容はご覧の通りで、平素週末などに行われるビュッフェと大きくは変わらない様子。
ようするにハッタリが上手いのです。

昔はランチビュッフェに工夫をこらす個人飲食店もチラホラあって、大いに楽しんだものです。
ことインド料理はビュッフェ好適なので、今でも続けているお店は珍しくないのですが、数種の定番カレーにナン、ライスみたいなベーシックに比べると、提供されるカレーや副菜がよりバラエティ豊かな内容になってきて、楽しいですね。
看板に掲げるビリヤニは、わりとフツーだったのですが、総じてお味もおいしくて、満足しました。
隣席のおっさんは食べ過ぎたのか、しばし放心してたけど、かくいうデブも歳をとって全然食えなくなってきたので、量よかむしろ普段頼まんものに触れられる魅力なんだよな。

スパイス風味の偽カスタード固めとか、めったに食えんからな。
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