大正14年創業という豚まんの老舗。
”元祖和風中華料理店”とい渋い看板を掲げておりますが、かつては料理屋さんとして立派な店舗を構えていたんだな。
日本人にも馴染みやすくアレンジした中華料理が評判になり、新開地で映画を観たあとは「春陽軒」でお食事という流れが定番だった時代もあるるようです。

現在は商店街の脇道でひっそり営業中。
私が初めて訪れたときにはすでに豚まん専業となっており、近年はコロナ後の人手不足で店内飲食もやめちゃったみたいで、じわじわと商いは縮小しているような、次代に上手くつながってくれるのか、ちょっと心配だったりもします。

すぐ食べ用に蒸し器に入っている熱々をバラで売ってくれますよ。
お饅頭はご当地らしく、小ぶりなサイズ。
以前はもうちょいツルンと平べったいイメージだったので、皮は若干変化しているのかもしれませんね。

肉ジューシィな甘味噌味の餡が特徴なんだよね。
ふんわりもっちりな皮の食べ応えに負けない、ハッキリとした調味。
関西らしくソースが隠し味に使われているんじゃないかって噂も聞きましたね。
お饅頭はまだまだ現役バリバリなお味でおいしいわ!
さらに卓上の特製味噌をつけて食べるのが定番だったんだけど、パックでまとめて持ち帰る際には小包で添えてくれるようです。
元々濃い目のお味なので、何もつけんでもイケます。
参考ページ: https://www.syunyouken.com/
オススメ: ★★★
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