「エキエバル」のコーナーに入るお寿司屋さん。
駅弁屋さん「広島駅弁当」の系列店みたいですね。
せっかく遠くに来たってのに、ろくに食えないお年頃なのです。
たまのビュッフェに浮かれ、朝食を食べすぎたら、その後、さっぱりお腹が空かないし。そのまま、昼食がハンパな時間にずれ込み、夕食時になってもしっかりとしたボリュームのお料理を入れられる気がしないという、なんとも情けねぇ流れなのですよ。
もはや「さっぱりしたものをちょこっと摘むだけでいい、むしろ、それすら億劫」みたいな時は駅ビル内で気さくに利用できるお寿司屋さんが便利ですね。
一応、カウンターの職人さんがピシッと握ってくれるお店でお好みの単品対応もしております。
ただ、タッチパネル注文だし、席数も多くはなく、帰りの新幹線までにちよこっとつまんで一杯ひっかける的な使われ方かな?
プレミアム瀬戸内特選にぎり。
なんだか仰々しい商品名ですが、地の白身を中心に握った、ごくごくお手頃価格のセットです。
瀬戸内のネタと店内で茹でる海老、ふっくら仕上げた穴子も自慢とのこと。
やや小ぶりに握られたお寿司は、ちゃんとおいしいですよ。
おまかせ八貫にはサワラが入っておりました。
サワラというと、病院や施設で出てくる淡白食材って思ってたのですが、瀬戸内で食べるやつはほんとにおいしくて、イメージがガラリと変わりましたよ。
その他、カマスやタチウオなどの炙りものが特においしく感じました。
瀬戸握り。
これに鯛の骨虫や炊合せがついた安芸セットというミニコースも旅の夕食にはちょうど良さそうです。
ただ、コンパクトなお店だし、オープンな環境なので、やや忙しないところはありますね。
単品おつまみは多くありませんが、昼に食った焼き牡蠣がおいしかったので、ポン酢味の蒸し牡蠣を注文。
牡蠣は大ぶりで立派なんだけど、これはちょっと火が通り過ぎかなって感じでした。
お酒は広島錦の純米酒を舐める程度にいただきましたが、せっかく酒処広島に来ても杯を重ねられない下戸なのも悔しいところです。
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