「瀬戸内海のどっかに行きたいよ」との要望があり、再び広島を訪れることになりました。
今回はコブ付き旅故、食べ歩き要素は控えめですが、またしばらく広島編にお付き合いくださいませ。
まずは穴子でもいただきましょうと、本通り商店街にあるこちらにやってきました。
広島名物の一つである穴子めしは、もっぱら宮島あたりで食べるものらしく、広島市街地でウリにするお店は意外と多くないみたいなのよね。
こちらは資本系のお店ですが、古民家を改装したそれっぽい環境と、原爆ドームへの好アクセスもあり、「食べ物のためにわざわざ遠回りなんてしないわよ」という根性のない観光客には、便利に使えそうなお店です。
お昼の営業は穴子めしがメイン。
穴子は焼きと煮が選べ、並と上は質ではなく、量の差なんだって。
せっかくなので上にしたところ、立派なサイズのものが飯を覆うくらいに乗っかりました。
焼き穴子なので、ちょい硬めは仕方ないにしても、お味はだいぶ蛋白だし、炭香ばしくも無いし、後で出汁茶にできるよう、タレだくの濃い味なのよ。
添えられた薬味も味付け海苔だし、出汁もやっつけた感じで、穴子料理店というよりは居酒屋の延長だな。
個人的には品切れだった煮穴子の方が好みだし、なんなら鰻重の方が嬉しいなと改めて感じた次第です。
だいぶ遅れてやってきたカキフライは揚げたてのシャクシャク。
衣にやや油が残る仕上がりで、タルタルやレモンが添えられますが、オジサンはソースもほしくなったぜ。
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