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ラ・チッタデッラの「ケララキッチン」でタラシェリ ダム ビリヤニ

前回はハマのフィレンツェを気取るトツカーナwに触れました。

実のところ、神奈川県にはもう一箇所、正気を疑う ”トスカーナ地方の丘の街並み” が存在するのです。

旧来のドヤ街&歓楽街に隣接する、なんとも川崎らしい環境の「ラ・チッタデッラ」です。

バブルを引きずったデベロッパーの迷走なのかと思われるでしょうが、かつての湿地に巨大な川崎映画街を築いた美須氏の複合エンタメ街構想に、FENDIにいた孫娘が筋金入りのイタリアかぶれを吹き込んだ、意外に安くない計画なんだよな。

その後、西口には立派なラゾーナができたりもしておりますが、開業からすでに20年以上が経過したチッタが、未だ健在というか、面白みを失っていないのは流石だなと思ったりもします。

川崎エスニックというと、ひたすら半島系なイメージでしたが、近年は多国籍化も進んでいるようで、こんなシネコンのレストラン街にもガチ系のお店がちらほら見えるのよ。

こちらは新丸子に本店のある南インド料理のお店。

バナナの葉に包んで蒸し上げるキリビリヤニがスペシャルだと書いてありました。

Kizhiというのは”袋に詰める”とか”束ねる”という意味らしく、アーユルヴェーダのマッサージボールにも似た形らしいね。

包みを解くだけで、ワーーイと気分が盛り上がります。

タラシェリというのはケララ州北部の地名のようですね。中にはチキンの手羽元が入っておりました。

15分かかるというわりに早く出てきて、もう少し蒸して、ホカホカの熱があれば、なお良いなってコンディションだったんだけど、お味自体はとってもおいしいですよ。 

渋みがある柑橘ピールのアチャールとライタ添え。 

こちらはノンベジのミールス。

カレー2種と副菜が選べ、マトンとフイッシュ、オムレツにしました。

それぞれ、メリハリのあるお味で、多彩に楽しく食えるのが良いな。

映画館飯としては上々でしょう。

オススメ:   ★★★

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