「不毛の神戸で、わざわざラーメン食わんでもええやんけ」って思いますよね。
今夜は疲れてるから、なんぞスルッと食いたいけれど、そばやうどんじゃ嫌だってコンディションもあるんだよ! ラーメンはいつ食ったって滋養があるからなっ!

再開発前夜ってことなのか、わりとひっそりとしている神戸駅前です。
宵の口なのに人も歩いてないし、お店もポツポツとしか営業してないから、ここも穴場なんだろうなとやってきたら、いやいや、そんなことはなかったわ。
黒と小豆色を基調にしたオトナな店内には、流れるJAZZとはやや不釣り合いな野郎客が目立ちますが、席待ちも出ているくらいの人気ぶりでした。

豚鶏節ラーメン。
様々な材料を煮出した、ぽってりクリーミーなスープです。
でも、なんかもう一歩足りないようなとこがあると思ったら無化調のお店だったんだな。
”これでもいい”なのか、”これがいい”なのか、デブが深いテーゼに思いを巡らせている間、すっかり飲み干してたんだけどね。
具にはジューシィ柔らかな鶏ハムと軟骨ソーキ、ねぎ、海苔、乗っかります。

マヨ軟骨丼。
やはり、軟骨ソーキのほぐし身にねぎと、いや、ここにマヨ絞りをかましてしまうのは高意識思想と若干の軋轢を感じるのだけど、どうなんだろうね。味玉のほうが嬉しい気もするな。

こっちは味玉煮干しラーメン。
麺の具合も心地よく、おいしいお店であることは間違いなさそうです。
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