宮島の商店街には、名物のもみじ饅頭を扱うお店がたくさんありますね。
ぶっちゃけ、どこも大差無さそうなので、目についた大きな店で買えばええんちゃうかと思いますけれど、お店側も様々に趣向を凝らして、観光客を誘導しています。
「紅葉堂」は創業明治45年の老舗もみじ饅頭店。
島内の表参道商店街等に3店舗を展開する他、宮島口や広島駅にも出店しておりましたよ。
もみじ饅頭については、ふわふわ皮とバラエティ餡を売りにする、比較的観光みの強いお店に感じられますが、広島市街等に、もみじ饅頭の自販機なんてのも多数展開しているらしく、アイデアマンであることは間違いありません。
平成13年に発売した、揚げもみじが大ヒットして、現在では看板商品になっております。
お土産品が代わり映えしない分、その場でしか味わえない、作りたての商品が、顧客を引き込む鍵になっきてているのかなとも感じますね。
そして、もみじ饅頭の天ぷらなぞ、もはや変わり種とは思えないくらいの暴走の兆しもあり 、お隣の「だいこん屋」などは、もみじ饅頭を丸ごとパイ包みした、パイもみじでもって、カステラ饅頭をもみじ型に焼く意味を全否定しています。
もはや、この路線も限界に近いんじゃないか?
もみじ饅頭を薄い衣にくぐらせ揚げた天ぷらです。
小さな一つにも、ちゃんと串に挿してくれるのがポイントで、手を汚さず食べやすく、写真も撮りやすいという、女子向けの配慮済。
また、注文後に揚げてくれるため、熱々のホカホカなのよ。
衣をザクザク囓ると、中にはユルいこし餡。 お味については、天ぷら衣と油の印象が強く、カステラの存在は完全に埋没していますな。
でも、まぁエンタメ要素だよな。
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