荒茶の生産量で、首位となった鹿児島県。
その1/9の規模ではあるのですが、お隣の宮崎県もまた全国4番目のお茶処です。
だからといって、中心市街に日本茶文化を漂わせるお店が多いかというと、それはさっぱり目立たず、むしろ珈琲店の方が圧倒的に多いのはもったいないような気もしますね。

山形屋で宮崎茶を購入しました。
地下に入る2軒の茶店のうち、もう一つは「知覧茶園」なので、この「宮崎美老園」が唯一のお土産選択肢です。
本店は市役所に近い橘通り沿いにあり、わりと小ぢんまりとした街のお茶屋さんな雰囲気だったのだけど、茶処都城にルーツがある明治15年創業の老舗なんだそうですよ。
ちなみに鹿児島にも派手にやってる同名店があって、やはり山形屋にも入っているのですが、そっちは分家になるみたいだね。
定番品は野路乃梅の銘で、今回はちょっといい金印を買ってみたのですが、品のいい香りとコクのあるお味で、なかなかおいしいお茶でしたよ。
金印グリーンみやざきは、高岡町一里山産の茶葉を限定使用した商品。こちらはお味だけでなく、色の良さが特徴のようですね。
をばちゃんの対応も丁寧で、まろやかな甘味の白折茶もパンパンに詰めてサービスしてくれました。
お茶を宮崎土産にするのもアリですな。
コメント一覧