緑区役所の手前にある、自家製麺のさぬきうどん店。
聞き慣れぬ店名は、親族家族という意味の古語なのか。
てっきり、ヴィン・ディーゼルや日本語ラッパー感性の家族経営なのかと思いきや、手狭なお店はおっちゃん一人で切り盛りしており、KIZUNA的にはちょっとさみしいですね。
ほんとは鶏天ざるか鶏天冷かけという、マイ定番を注文したかったのだけど、こちらは温麺が主力のようで、冷やしはぶっかけしか見当たらなかったんだよね。
中でも釜玉うどんを押し出している風だったので、ここは素直に従っておきましょうか。
看板メニューの明太釜玉です！
おいしいです！
うどんをフワフワにはせず、優しい口当たりの中にほどよき噛みごたえを残しているのが良いところだね。
明太はナンパすぎるかなと思いましたけど、プチプチ食感が心地よいし、玉子の丸みやタレのお味ともよくマッチして、これもオススメ通りで大正解でしょう。
後から入ってきた姉さんがさ、かしわ天ハーフなんてものを追加注文しててさ！
あーーん、私も頼んでおけばよかったなぁ！ 天ぷらはおっちゃんが都度揚げたてを用意してくれるみたいで、やっぱり旨そうでした。
「後から出汁を出すから、うどんを少し残しておいてね」って言われてたんだけどね。
残らねぇからっ！ カッコつけず大盛りにしておけばよかったよ。
カップに入れて供される自慢の黄金出汁は、いりこと節でとったもの。
終盤はこれを加えて、汁うどん的に楽しむことができますよ。
丼に残った玉子と合わさって、優しい味わいで締めくくることができます。
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