米が穫れる場所では、必然的に米菓の文化が育まれます。
柿の種や笹団子等、全国に広く知られる名物はもちろんありますが、新潟における菓子事情の実態って、県外民にはあんまり伝わってないのかもしれませんね。
ゲリラ戦線のごとく、町中に潜んでいる餅菓子店は、朝生を早々に売り切ってしまう完全ご近所向けな商売なので、観光帰りにホテルで食うおやつでも・・・なんつって覗いてみても、なんも売ってないからね!
すっかりひなびた本町通の外れにある、こちらのお店。
気さくすぎて、そうは見えないのだけど、創業100年を超える老舗なんだって。
やはり、笹団子等の商品はすべて売り切っており、かろうじて、おこわだけがぽつんと残っておりました。
新潟らしく、茹でた金時豆のアクセントになる、シンプルな醤油味のおこわです。
これがさぁ、すんごく旨ぇのよ!!!
もっちりしつつ、べったりはせず、口内で米粒の輪郭をなぞれる仕上がりがイイよな。
お味もちょうどよくて、ちょっと味見のつもりでつまみ始めたらもう止まらず、そのまま食べきっちゃったくらいでさ。
やはり米喰いの土地はすげぇなと思いました。
もっと色々食べてみたかった~
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