明治11年創業の老舗菓子店「丸屋本店」に併設された甘味処です。
かつては堀端だったという古町の大通りに本店を構えております。
店頭はだいぶ元気なさげに見えますが、和は上生から干菓子まで、洋は生菓子からショコラまで幅広く手掛けているお菓子屋さんです。
「新潟伊勢丹」にも茶寮付きの店舗を出してたし、駅やイオン、道の駅などにもしっかり商品がならんでいたので、実はけっこうな大店だったのかもね。
商品では黒糖まんじゅうを看板にしておるようですが、どちらかというとレトロなケーキの方が気になったかな。
お店の奥に10席程度のイートインコーナーが設けられております。
店頭を含め人っ気がなく、この時も貸切状態でしたが、爺さんがのっそり出てきて作ってくれました。
伴天連の襟のごとき器に盛られた、さくらあんみつはカラフルなのがいいところ。
後から、イチゴを乗せた小皿も出てきて「おっ、季節の味覚の振る舞いかな!」って旅情を感じていたところ、単に乗せ忘れだったようで、爺さん、うっかりしたな。
首都圏と比べ、草花の開花時期はやや遅れるようですね。
だいぶ葉っぱ混じりではありましたが、街中に咲く桜花も楽しめました。
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