新潟五大ラーメン。
本来なら、それぞれの代表格を2、3食べ比べてみたいところですが、そんなことしてたら旅がラーメンまみれになってしまうので、表面を舐めるにとどめます。五種類は多すぎるんだよ!
この日は新潟濃厚味噌ラーメンの元祖を称する「東横」にやって来たつもりだったのですが、南口からちょい歩いたとこにある、この「ラーメン東横」は兄弟筋の別店だったみたいです。
ちなみに5店舗を構えた「東横」も景気が芳しくないらしく、先ごろ小千谷の米菓企業に事業譲渡したばかりのようですな。
駅前からちょい歩いたマンションの一階に入る、けっこう広いお店。
周囲は静かな住宅街で何もないのですが、若者を中心に、どこからともなく人が集まってくるんだな。
みんなラーメンを食うわけでもないようで、唐揚げや炒めの定食を貪る輩もチラホラ。専門店というよりは、中華食堂的な使い方なのかもね。
一方、作り手は実質おっちゃん一人なので、座ったのはいいのだけど、その後、だいぶん待つわ。私だけ注文が通ってないのかとソワソワしちゃったよ。
悠久の時を経て、名物の特製野菜味噌ラーメンが到着です。
なるほど、まろやかな味わいの味噌ラーメンですよ。
なにやら麺の茹で汁的なのものが添えられるのが独特で、適宜、薄めながら食えって言うんだけど、正直、これの意味はよくわからんな。それほど濃くもないし、しょっぱくもないから、このまま食うわよ。
まぁ、味噌汁発祥の時代から比べると、昨今の味噌ラーメンはだいぶ濃厚コッテリになってきているので、もはや、この濃度には殊更の特異性を感じられなくなっているってことかもしれませんね。
ほどよい太麺、厚めの煮豚、食感を残したというキャベツもやし。
二郎っぽくも見えたので大ボリュームだったらどうしようと内心ビビっていたのですが、写真ほどの嵩はありませんでした。ちなみに麺は4玉分まで増やせるようです。
注文の際に、姉からは何も聞かれなかったけど、ニンニクと背脂追加が無料なんだって。食べてみた感想としては、足しとけば、もうちょいパンチ出てたかもなと思いました。
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