昨今では、ガチ中華や本場屋台食がバンバン進出している上野御徒町界隈。
そういうのも興味が無いわけではありませんが、お江戸に出る機会が極めて稀になってしまうと、新規開拓よか昔なじみの方に足が向いてしまいます。
まだ生き残っていたのか、珍満よ!
闇市の残り香を漂わす街にふさわしい、大衆パワフル中華店。
お店はさらに古汚くなってきているし、いよいよ周囲の風景に取り残されつつある状況じゃんか。
ただ、夕方でもお客さんは次々入ってくるし、厨房では爺さん含め5、6人が鍋を振って、活気は未だ衰えぬようです。
チョッパヤで出てきた餃子が旨いな!
大ぶりなものがサックリ焼かれており、餡は野菜の甘味にほんのりニンニク臭。
野毛あたりの情けなく安っぽい餃子と比べ、やっぱりお江戸の立派な餃子だなって思います。
やきそばは、いわゆるチャーメンよ。
ヤワヤワな太麺に、豚キャベツもやし。
横浜の下町でも希少になってますので、これも守っていってほしいよな。
見るからにシンプル&チープなチャーハン。
かつてはもっとゲスかったお味の記憶もありますが、時流の変化か、だいぶ大人しくもなったのかも。
しかし、こういう、いかにもな盛り場中華が、東京のど真ん中で安価なままに残ってる価値なんだよな。
コメント一覧
あの吉池の裏という何とも絶妙な立地ですよね。
関係ないけどヒカキンは吉池出身というのも意外で興味深いです。
広小路界隈には底知れぬ魔力がありますね。
>のあきちさん
スーパーの鮮魚売り場?やってたっての、吉池だったのか!