那覇からタクシーでちまちま北上しつつ、読谷村のアリビラまで辿り着くことができました。
配車アプリが普及して以降、見知らぬ旅先での移動がすげー便利になりましたよね。
我々世代には憧れリゾートの一つ。
つっても沖縄サミットで盛り上がってから、もう24年も経ってしまったのかよ・・・
いかにもな南欧感を漂わせる施設。
数年前に小綺麗に改装されたようで、地味に遠い以外は、特に不足を感じず、気持ちよく過ごすことができました。
眼前には、沖縄県内でも有数の透明度を誇るというニライビーチを抱いており、浜遊びにはちょうどいい場所なのです。
さて、現地の時間は23時。
眠たい眼をこすって、夜の砂浜に立つ我々です。
なんでまた、こんなとこまでやってきたのかというと、イジャイツアーに参加したかったからなのよ!
イジャイというのは冬の大潮のこと。
夜中にすんげー潮が引く日があるから、浜に行って魚や貝を手でビチビチとりまくるんよという地元民の密漁話を聞いたことがあってさ。
それって、ハトヤのCMってこと? サイコーじゃない!とハチワレみたいに盛り上がっていたのです。
その後、ネットで調べた限りでは、イジャイ、つまりはイザリ漁を体験できるツアーを開催するのは、アリビラだけだったのね。
冬の間、月1回程度訪れるという貴重な機会です。
実際、上に貼った砂浜写真の白く見えてるとこは、全部歩けるくらいに潮が引いていてビックリしましたわ。
砂ではなく、石灰岩の浅瀬なので、ボコボコな穴などに生物が潜んでいます。
ナマコをもんだり、タコを引きずり出したりしてくれるお兄さん。
なお、ニライビーチではリーフトレイルという形で、日中も磯の観察ツアーを開催しているみたい。同様にガイドさんがついて、マリンブーツ、ライト、すくい網、飼育箱を貸してくれます。
深くなってる場所やさわっちゃいけない危険な生物も教えてくれるから、我々初心者には安心ですよね。
かわいい小魚なんかが迷い込んでいたり、カニや海老、うなぎの稚魚がいたり。
そういうのを探しながら、磯を巡るのがめっちゃ楽しくて、あっという間の90分でした。
捕まえた生き物は周りの参加者に見せ合いつつ、最後はリリースします。
ちなみにニライビーチにはこんな感じの生物が生息しているみたい。
地元のガチな方々はもっと沖の方まで出て、漁をするのかな?
「やちむんの里」にも寄ってきました。
ホテルのチャリンコ圏内には観光体験村みたいな場所もあるのですが、近隣の名所やお店を巡ろうとすると、やはり車移動が必要な距離感です。
ちなみに知らん村ん中で帰りのタクシーが捕まるのかって懸念については、アプリではなく、ホテル経由でタクシー呼んでもらうと、つながりのある運ちゃんが来てくれて、迎えも手配できるから便利ですよ。
焼き物の盛んな読谷村。
昭和49年以降、那覇市内で薪を使った窯焼きができなくなった関係で、当地に移り住む陶芸家が増えた経緯みたいです。
「やちむんの里」には、登り窯を囲んで十数の工房が集い、売店をゆっくり見て回ると、結構なボリューム。
もっとも、お土産買うなら壺屋の「陶芸センター」でも良いかな。
コメント一覧
いやあこれは楽しそう。採った魚を翌朝食べることが出来れば尚更かもですが笑。
恩納村のANAインターコンチネンタルは、JALのこちらよりもさらにハードが・・・です。
沖縄開発第一世代のホテルなので、ハードは厳しい一方、ビーチが良いんですよね。
対岸のハイアットリージェンシーは人工ビーチみたいだし、そういう差はあるなと思います。
>つちころりさん
天然の浜だからこそ楽しめるのでしょうね。
反対運動は基地にしか起こりませんが、派手な護岸工事をして、倉庫やショッピングセンターを建てるような開発はもったいなかったなと思います。