デブはレッサーパンダのごとく暑さに弱い生き物なので、夏の間はなるべく出歩かないようにしているのです。
でも、あまりに籠もりきりなのもつまらんなということで、ホテルビュッフェを覗いてきました。
東京様のおこぼれにより、それなりの大都市を保っている横浜には、そこそこのホテルが営業しております。
私の若い頃は、みなとみらいのホテル御三家が全盛で、ビュッフェ巡りも大いに楽しんでいたのですが、開業から30年が経つ中で、それらの内容はやや前時代的に感じるようになっておりました。
このつまらん土地に暮らす者にとってはいまいちピンとこないのだけど、インバウンド等、宿泊地としての潜在需要はまだまだあるようで、近年は外資系ホテルが次々と上陸。ホテルビュッフェもお江戸にひけをとらない水準にアップデートされてきたように感じます。
その代表格がハイアットの「ハーバーキッチン」
豪華客船をイメージしたという店内環境もステキですし、食事中のサービスも滞り無く、日本のカレンダーに影響を受けない価格設定も、むしろお手頃に感じますよ。
今回のテーマは ”世界を旅するグルメ紀行 南北アメリカ大陸編” なんだって!
まずは気分が上がる前菜各種から。
オジサン的にはかなりがんばってはみたのですが、それでも全種類の撮影はできなかったくらい品数が豊富なのです。そして、たのしい見た目だけでなく、どれもちゃんとおいしく調理されているの。
目玉の一つである、握りたてのお寿司。
だいぶ不格好ではあるのですが、シャリでお腹をふくれさせぬおちょぼサイズになっているのが良いところ。
おかわりしながら、いくらでも食ってくれぃという豪勢なサービスになっております。
もう一つの看板はお肉のグリル。
豪快にローストしたラムラックを筆頭に、鴨、塩豚、ハラミ、厚切りの牛タンなど、様々お肉が食べ放題!
当初はソースが少なかったことが課題だったのですが、その後、付け合せも含め、種類がどんと増えて、繰り返し食べても飽きないようになっておりますよ。
そう、元から良かったのに、さらに進化しているとこがすごいのよ。
実演枠はローストビーフです。
たぶん他の牛肉よかちょっと良いものを使っているんだと思いますが、これも出し惜しみせず、前を通る度にいかがですかと勧めてくれますよ。
いかんせん、他の料理が多すぎて、おかわりしてる余裕が無ぇ!
寿司と肉だけでも十分金メダル級ですが、その他料理もやっつけておりませんね。
今回のフェアは南北アメリカというとても広い範囲のものだったのですが、各国を代表するお料理がとりどりにならんで、めっちゃ楽しいのな。一口ずつしか取ってないのに、大皿が一杯になるほどですし、これでまだ全種類取れてませんからね。
全世界チェーンなので、レシピ等は共有しているのかもしれませんけど、つくり手はけっこう大変だと思うのです。
おかげさまで、飽食感がハンパないわ。
いったん甘味で小休止を挟みつつ・・・
お気に入りを再度攻めようというターンには・・・移行できませんでした。
もう、お腹パンパンだもん。
イナダさんが ”ビュッフェとは何を食べるかではなく、何を食べないかが重要” って言ってたけど、どうやら残り少なくなってきた食べ歩き人生においても、無駄撃ちしている余裕はなくなってきたなと感じる今日このごろです。
ゲブゲブいいつつも、デザートは諦めない姿勢!
ミニケーキなどもちゃんとしてますが、各種揃ったアイスクリームが特にうれしいですね。
いやぁ、今回も堪能しましたよ。
横浜市街では他に、高級オーダービュッフェに移行したベイシェラトン、様々な趣向を凝らして楽しませてくれるヒルトンも注目ですが、基礎力の高さ、総合点ではやはりハイアットのビュッフェを一番にオススメしたいなと思う肥満体なのです。
皆さんも是非どうぞ!
コメント一覧
ここは一度行ったんですけど
確かにお肉料理がハンパなかったですね
反面 野菜系は少なかった
このクラスのホテルだと飲み物別料金と言うところが多いんですが
ここはスムージーまであってそのあたりもよし
2Fに行くのにいちいちエレベーターに乗らなきゃいけないので
時間によってはエレベーターが混むというくらいしか欠点はないと思います
>ぶひさん
私はスルーしちゃうんだけど、別途サラダコーナーもあるし、温菜や付け合せに使われてる野菜もあるので十分じゃないか?
唯一、フルーツは少ないかもだけど、他のスイーツたくさんあるしね。