北大の散策が楽しかったので、ついでに学生御用達のお店でも巡ってみようかなと考えたところ、候補に挙がってきたのは、どこも暴力的なボリュームで名を馳せるお店ばかりでさ。
これが北海道のスケールか・・・ も、もう無理そう。
ああ、若い頃の旅はいくらでも食べられたから楽しかったよなぁって、老いた負け犬はすっかり遠い目になっちゃいました。
気を取り直し、北大のキャンパスから道を一本隔てた場所にある中華屋さんにやってきました。
こざっぱりと建て直されておりますが、ご当地で60年以上の歴史があるらしく、現在も親子二代で頑張っているお店でう。
すでに時間外れにも関わらず、客席が野郎で埋まっている様は紛れもなき信頼の証よね。学生だけでなく、周囲のリーマンも多く立ち寄るようで とても活気のある店内でしたよ。
ここで気になったのはオリジナルメニューのスタミナジュージューです!
熱々の中に卵を落とした、通称スタ玉を注文しました
スタミナジュージューとは、豚肉や白菜等の細切りが入った、ユルめの餡かけなんだね。
スタミナって名前だけど、お味自体は決して尖っておらず、大盛りで供される白飯をモリモリ進めつつも途中で濃すぎると感じさせないくらいの、ほどよき塩梅になっております。
熱した鉄板にて供されるため、グツグツな灼熱状態を、少しづつフーフーいいながらいただく形。もんじゃ焼きのように焦げつくヘリの部分も、香ばしさのアクセントとして加わってきます。
これは具というよりも、煮えたぎった餡そのもの、その熱を食らうお料理だわ。ほのかな辛みもついており、身体はホカホカに温まる、北国らしい品です。
ちなみに、お母さんにご飯半分でお願いしたところ、大茶碗すり切りでやってきたので、更に減らしてもらってこの状態です。こちらもまた紛れなきボリューム店だね。
この日、冬にはまだ早かったせいか、周囲ではあんまり頼まれてないのを不思議に感じてたのよ。その後、次第に注文が増えていき、やはり名物であったんだなと安心して退店したところ、表の看板に”チャーハン品切れ”の文字。
実はチャーハンも大人気メニューらしく、山盛りにハーフラーメンなどをつけながら、学生たちがガツガツと頬張っておりました。
いいなぁ、若いって! 私もチャレンジしてみたかったなーーー!!
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