広瀬川の辺にある「西公園」は、仙台で最も古い都市公園なんだそうです。
仙台藩重臣達の邸宅跡から転用されたもので、後に櫻岡大神宮も移ってきました。
神社の参道に建つこちらの茶屋は、公園開設当初から営業しているんだって。
店舗自体はすっかり新しくなっており、店内に飾られている遺物よりも、芸能人らのサイン郡が目立っているので、明治元年創業の風情はあんまり感じません。
名物の桜の時期には大変混み合うんだって。ただ、繁華街からは離れているせいか、平素のお客さんはそれほど多くはないようで、落ち着いて休憩ができましたよ。
お好みの餅を3つ選べるセットを注文しました。
納豆、ごま、づんだ。
豆の粒が残る素朴なづんだに、口直しの納豆もいいね。
そして、飴のようにトロリと甘い漆黒のごまダレこそが、本来の名物なのかも。
昨今ではすっかりずんだに席巻されましたが、むしろ、この胡麻の方が東北っぽさを感じるのです。
お餅は柔らかく食べやすいものでした。
でさ、気になったのが、ラーメンやつけ麺を注文してるお客さんがやけに多かったことなのよ。
仙台の地ラーメンてば、シンプルな中華そばで、食堂の延長の味なイメージなんだけど、こちらも隠れた名店だったのかもな? 無理して食っときゃよかったな。
コメント一覧