”初秋の味覚 はらこめし” をいただきました。
散策途中、目に突き刺さってきた”魚”のデッケェ看板よ!
ちらっと覗いてみると、「旭屋佐藤本店」という昭和5年創業の古いお魚屋さんらしく、自家製の惣菜などを含め、なかなかおいしいそうなもんがならんでおりました。
そして、郷土料理のはらこめしですよ。
宮城では亘理町が発祥をうたっておりますが、昔は名取、阿武隈、北上など、県下の軽巡河川にも、鮭が山程遡上してきたんでしょうね。
いざ季節到来となると、河口の町の名物店には長い行列ができると聞きますが、仙台市街の和食店にも扱う店が少なくなくて、どこか浮足立った空気を感じるのです。ご当地では ”冷やし中華はじまりました” 的な風物詩なんだろうね。
今回は食べ歩く予定はなかったのだけど、せっかくなので一発いっておきますかね。
はらこが硬くなる11月までの限定メニュー。
こちらではお弁当にも対応してくれるので、ホテルに買って帰ろうかなと迷ったのですが、魚屋さんの上階に立派な日本料理店も併設されていたので、後日舞い戻って、つくりたてをいただくことにしました。
丼と揚げとじやこの小鉢、漬物、なめこ汁。
鮭の出汁で炊いたおこわに、はらこを散らせた、はらこめしです。
お店により作り方は様々のようですが、当店では若干の餅米を加えたひとめぼれに、鮭の身のみを入れてあっさり炊き上げたものた。主役のはらこが引き立つよう控えめ加減で、鮭の骨や皮も外して、食べやすく上品に仕上がっております。
やっぱし、小ぶりでプチプチ食感のはらこが旨いのよね。家で作るのと違って、塩梅良き漬け加減。
ちなみに、お店も日常利用するならば、日替わりの魚料理にちょい盛りのお刺身がつく定食がおいしそうでしたよ。
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宮城県なのにササニシキぢゃ無いのね?宮城県なのにぃ!