南房総市の道の駅「とみうら枇杷倶楽部」

道の駅黎明期の建築です。
当初はきっと、稀な客人を町のPRスペースとちょっとした喫茶でお迎えしようという欲の薄いコンセプトだったんだろうな。
今日のように物産販売や飲食で大人数を捌くようにはなっておらず、だいぶ手狭な構造です。
ただ、施設内で需要が完結しない分、周辺地に開発の余地が残ったので、悪いことばかりではなかったかもね。

お土産にお菓子をいくつかつまんできました。
ちなみに枇杷倶楽部でも名産の房州びわを加工したオリジナル商品を多数開発しているようなんですが、無惨にスルーです。

館山「房洋堂」の花菜っ娘。
第26回全国菓子博覧会にて農水大臣賞に輝いた看板銘菓だって。
黄身餡をバター風味の洋風皮で包んだ焼き菓子で、某ハーバーをちょっとおいしくしたようなイメージかな。

落花生最中は複数の扱いがあり、これは南房総市「亀や和草」の商品。

落花生の殻を模した種は各社大きく変わりませんが、こちらの最中には白あんベースの落花生餡に、落花生のグラッセが2粒仕込まれているのが、可愛いポイントです。

一番気に入ったのが、南房総市「高山製菓」のびわ饅頭。
コロンとびわ型に焼かれたカステラ饅頭なんだけど、中にとろんとユルめのびわ餡が仕込まれており、気さくなおいしさでした。



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