めちゃくちゃ通っていた「セキチュー」の跡に建つマリオット系ホテル。
ホテル部分はわりと手狭に感じますが、低層部分はサービスアパートメントになっているようで、全部ひっくるめると、MM御三家にも迫る規模になっているみたいです。
そのわりに存在感は薄いような。
よりによって、コロナ禍真っ盛りの開業となってしまい、試行錯誤しながら今日に至る感じかな。
デブ注目の食べ放題についても、最近になってやっとエンジンがかかり始めた状況です。
3Fにあるレストランスペースは、朝食の場にもなっておりますし、一見してビュッフェ会場以外の何物でもない構造でありますが、本格的に始めるとなると、これまで営業してきた和洋の「喫水線」と「ブラッスリー・デュ・ケ」をどちらも休止しなきゃならんし、ある程度の集客が見込める土日限定とかに落ち着くのかもね。
今回はクリスマス限定のランチビュッフェを利用しました。
まだまだ認知は浸透していないだろうと甘くみていたら、いやいや、多くのお客さんが集まっておりますな。
開始時間を指定して2回転する式らしく、口開けは大行列になって、なかなか入場できませんし、会計を急かして追い出される感じもあったので、あんまりゆっくりは出来ないかもしれません。
”クリスマスランチブッフェでは、新総料理長に就任したサラ・マディガンが手掛けるこだわりのウェルカムプレート「La Planche – ラ・プランシェ」に、贅沢なフォアグラテリーヌを加え、ゲストの皆様をお迎えいたします” とのこと。
一斉入場のお客さんがざっとお料理を取りに行くから、ビュッフェ台はしばらく大混雑になっちゃうのよね。とりあえずは突き出しでもつまんで、寛容なクリスマス精神で待っててくれやってことなんだと思います。
冷菜その一。
お味は外資ビュッフェの水準で悪くはないのですけど、開店直後はどれもキンキンに冷えてて凍えちゃうな。
ムール貝の他にホンビノスも山と積まれているのが特色の一つ。
気になるのは、スタッフが足りてないことで、皿は全然下がらないし、もろもろの補充もおっつかず、ビュッフェレストランとしての営業はまだまだ板についてない印象です。
お料理の品数は多すぎず少なすぎず、ちょうどよいくらいかな。
ただ、温菜類は、わりともモサい仕上がりでしたね。
一応横浜らしさの一つとして、けっこう甘いジャージャー麺が作りたて。
切り分けコーナーはシェフ特製のローストビーフとクリスマスハム。
ヨークシャープディングの付け合せがポイントかな。あと、りんごと栗のポタージュもおいしかったわ。
たださぁ、クリスマスの特別ビュッフェなんだから、もうちょいそれっぽいお料理や演出を盛り込んでもいいんじゃないか? 七面鳥くらい焼けばいいのに!
ケンタのバーレルには絵皿がついてくるんだぞ! 予約しようと思ったら、もう売り切れだったけど!
ローストビーフにはトリュフソースが用意されてますが、わさびじょうゆの方が旨いと雄山ぶりましょう。
ちなみに料理長が切り分けるクリスマスハムは全然人気なくて、みんなビーフしかもらっていかねぇでやんの。
デザートではクリーミーなティラミスがホテルの押しのようです。
その他、地味なブッシュドノエル、シュトーレン、林檎とピスタチオのパイなどもおいしくいただきました。
そつなき外資ホテルビュッフェでありましたが、ハイアットの肉、ヒルトンの中華、カハラのハワイみたいに、他と差別化できるような売り要素が無いのは残念だな。
「喫水線」の創作和食的なもんをもっと盛り込んでいったほうが良いんじゃねーか? 知らんけど。
あと、横浜市には地下鉄高島町駅からMMへのアクセスをなんとか改善してほしいのよ! 出口のトンネルを掘ってくれや!
コメント一覧
おおっ!ビュッフェの撮り方の腕が上がった、
と思いきや、、、でした。 笑
阪東橋住人からすると
ウェスティンなんぞ敷居が高すぎて
恐れ多くて近寄ることもできません 笑
>jincunさん
ええーーー
これで精一杯だよーーー
相変わらずスタッフ少ないみたいですね。眺望もイマイチ、よく分からないホテルです。