高島平に本店がある日田焼きそばの専門店。

風に立つライオンじゃあるまいし!
よりによって、横浜進出第一号店にこんな僻地を選ばなくてもいいやんけって、誰しも思ったんじゃなかろうか。
戸塚文明の最果て、舞岡との村境に位置する熊野堂交差点に立地します。
案の定、お昼時の訪問でも貸切状態でいらぬ心配をしちゃうのだけど、あらめて振り返ってみると、いきなりのコロナ禍を乗り切って、いまだ営業を維持していること自体がとんでもないので、見た目以上の根性を持つお店です。

今回は唯一のサイドメニューたる餃子をつけた定食にしようと券売機に向かったら、昨今の価格高騰をモロに受けて、もやはお大尽の食い物になってたので、すっかり怯んでしまいました。
こちらの焼きそばは麺が独特。
真ん中が凹んだ独特な鉄板で調理されるボリボリシャクシャクな食感が特徴なんだよね。
揚げ焼きなので、仕上がりはわりとオイリー。
味付けはソースというよりは醤油っぽくもある感じで、見た目ほど濃くはなく、お好みで酢なぞをかけまわすと、よりさっぱり食える気がします。
店主も優しげだし、一人前でもきっちり丁寧に調理してくれるから、やっぱり高くはないかな。
ちなみに、あぺたいと創業者が修行したという「想夫恋」も青葉区へポツンと支店を出していて謎なんだよな。
やはりパラディ島のような隔絶環境で勝負してこその日田魂なのかもね。
オススメ: ★★
コメント一覧
こんな辺鄙な場所にあるお店に行かれているとはと驚いています
このルートのバスによく乗るのでいつも目に入ってるお店なのですが、両面焼きそばって梅蘭みたいな焼きそばか?と訝しんでおりました
正体が分かって万歳です
家族で行ってみましょうかね〜
高い!!