不老町にある中華店。
教文センター跡、新しい関東学院大学のすぐ裏手にあります。
中華街の路地にあった「邨昌」がこんなとこに移転してたんだなと思ってたら、酔華さんとこに、元々はこっちでやってたお店なんだと書いてありました。
ここは大通公園の裏通りなのですが、昔からの渋店がポツポツ残ってたり、新規の飲食出店もいくらかるあるのを不思議に思ってたのよ。なるほど、信号を渡ればすぐ関内駅南口だし、朝夕にはそれなりの通勤客が往来していたんだな。
お店は年配のご夫婦で運営されています。メニューは麺と飯、ベタ料理という町中華に近い内容で、お値段は安いな。
店名を冠した邨昌飯とラーメンのセットです。ご飯の方はやや軽めに作ってもらいましたよ。
澄んだスープの中へきれいに麺を泳がせたラーメン。お味はごく淡いもので、やはり、通常の町中華とはやや異なる路線です。麺の歯ごたえも良く、嫌味は感じません。
邨昌飯はいわゆる排骨飯ですね。骨付きロースの代わりに細切れ肉を使い、お手頃価格を実現しております。
肉はチョビておりますが、丼としてなら、むしろより食べやすくもありますね。ちゃんと揚げたてで香ばしく、ふわんと香るカレー風味と醤油餡もいい感じにマッチしています。上々です。
一つ一つ丁寧に仕上げてくれてますし、こういうお店が関内駅至近に残っている価値は大きいですよ。
コメント一覧
これ相当美味しそうですね。
中華街の中なら埋没してしまいそうなメニューですけど、関内駅近辺だとピッタリはまりそうです。
近辺のサラリーマンたちが羨ましいです。
>のあきちさん
気さくではあるのですが、町中華や新華僑の直流パワー系とは異なる背骨を感じますよ。