さっぽろ「雪印パーラー 札幌本店」のスノーロイヤルパフェ

札幌のスイーツスポットといえば「雪印パーラー」

昭和天皇のために作られた特別なアイスクリームをいただくのが、観光のド定番でありましたよね。

近年 ”パフェの街” としても売り出している札幌です。

夕食や飲酒の後にいただく ”シメパフェ” なる文化が、すっかり定着しておるようで、遅くまで営業しているお店も少なくないのよね。当初はモサかったパフェ自体も、美しく凝ったものが増えてきている印象ですよ。

一方、古株である「雪印パーラー」は駅前の大通りから、一本裏手に移転していたのですが、これがリニューアル後とは信じられねぇ、昭和な新橋を引きずってきたようなあり様じゃんか。

仮設営業なのかなってくらい、だだっ広ぇだけの店内。併設の物販コーナーもアンテナショップとしてはあまりにお粗末で、雪印の今後がちょっと心配です。

なぜパフェにしてしまったのか？

オッサンの中に住まう乙女が旅先ですっかり浮かれてしまったからなのよね。　

陛下に献上したバニラアイスのお味は、まさに、カッコつけない時代の王道バニラです。

コクが残り続ける後口が贅沢よ。

パフェには生キャラメルやチーズパイが刺さり、生クリームとスポンジが使われておりました。

底の方はヨーグルトなのかと思ったら、ここもちょいとユルくしたスノーロイヤルなのか。

たしかにスノーロイヤルをふんだんに使っているという説明に偽りはありませんが、そうなると、７割５分はバニラアイスで出来ていることになり、おいしくても、流石に飽きてくるからね！

むしろ邪魔になるくらいの添え物がつかない、単品スノーロイヤルのオーダーが正解でしたわ。

なんだか、全てが野暮ったい感じだったな。