岐阜の栗菓子店。
創業元禄年間の老舗です。
秋になると、中京では栗菓子の出稼ぎ販売が真っ盛りになりますよね。
風物詩というのは楽しいもので、昨今では木曽川を下るだけではなく、首都圏のデパート等でも頻繁に見かけるようになりました。
「すや」といえば、私らが知るのは栗きんとん、せいぜい栗羊羹までだけど、サイトを見ると蕎麦系など他のお菓子も美味しそうで、いつか本店にも立ち寄ってみたいなと憧れておるお店の一つです。
中津川って、エグいほど栗菓子屋があるらしいしな。
蒸した栗を砂糖のみで味付けて、茶巾で絞る、シンプルなお菓子です。
栗の風味や質感を殺さぬよう、お味は決して強くはないし、サイズもやや小さめよ。
正直、一個じゃ足んないっすよ。
でも、その飢餓感がまた翌年の購買へとつながるのかもなと思ったりもしつつ。
まぁ、そんなに素材感が大事なら、茹で栗ほじくって、好きなだけ食えば良いじゃないかとも思うのだけど、もはや全ての台所仕事がめんどくさいお年頃でもありますしね。
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