JR札幌駅の構内で駅弁を販売する「札幌駅立売商会」
会社が発足したのは昭和18年ですが、駅弁販売のルーツは明治期まで遡れるという歴史店です。
本社工場は札幌駅の北口にあり、作りたてのお弁当や定食、麺類を出す食堂も併設してるんだって。
店頭にはカニやイクラを使ったものやジンギスカンなどご当地らしいお弁当が、とりどりにならんでおりましたが、これからはるばる飛行機で持ち帰ることを考えると、海鮮系には手を出しづらいんだよね。
どこぞが派手に食中毒やらかしたばっかだったし。
でも、炙りニシンの押し寿司ならば、ギリいけるんじゃないかという判断です。
酢じめニシンの下にはガリのアクセント。
ニシンの身は薄いんだけど、皮目を香ばしく炙り、ほどよい脂っ気があります。
ごま入りの酢飯は中央に数の子を巻き込んでコリコリ食感も楽しめます。
お寿司やお弁当だけでなく、甘味の名物があるところが面白いんだよね。
名物の柳もちも、明治からずっと作り続けている品なんだって。
季節のかぼちゃあんと定番のこしあんのミックス箱を買ってきましたよ。
現在では、いかにも機械製造な体裁ではありますが、すっきりな餡と半づきの柔らかなお餅で、お手頃価格のおやつです。
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