シレッと始めている静岡編。
寒ぃ日が続くので、温泉にでも行ってみっかという小旅行でした。

従来ならば、箱根、湯河原、熱海あたりがてっとりばやい目的地となりますが、近年は、レアなガンプラでも売り出してるのかなってくらい地獄混雑するようになってしまったため、もう少し外した場所はないものかと流れ着いた焼津の地。
漁港の印象しかありませんでしたけど、温泉が湧いてたんだね!
泉質は海辺っぽく、ライトなしょっぱい系で、駅前にはカジキが跳ねる足湯も設置されております。

温泉街どころか、駅前商業もほぼ死んでいるから、腰を落ち着けて観光するにはだいぶ淋しく感じるかな。
ただ、静岡駅まで新幹線であっという間なので、わりと気軽にアクセスできる場所ではあるのです。

観光ホテルも多くはない焼津温泉。
やはり富士山を拝み倒したいということか、めぼしいホテルは山の上に立地しており、駅からは送迎が必要です。

宿泊は静岡市の老舗、中島屋系列の「焼津グランドホテル」
このホテルが、なかなかどうして良い感じだったので、皆さんにオススメしたいのです。

富士山の眺望については、ちょっと上に建つ「松風閣」の方が角度も良さそうだけど、断崖に建つ当ホテルからも豊かな駿河湾の景色が楽しめますよ。お風呂も気持ちいいです。

そして昨今流行のオールインクルーシブの宿なのよ!
滞在中のラウンジ利用やお酒を含むドリンク類が飲み放題。
常にだらだら飲み食いできるなんて夢のようで、我々のようなメタボリック小市民は小躍りしちゃうわよ。

まずはロビーの奥にある「ベイテラス&ラウンジ」
こちらでは、焼津らしくウェルカムかつお出汁がお出迎えです。
おつまみはそれほど多くはないのですが、地場のいちごは3品種の食べ比べができました。
実はホテルの麓に”静岡麦酒”を作るサッポロビールの工場も鎮座しており、なにげにビールガチな環境でもあるのです。

夕食後にはギターの生演奏会が開催。
下戸はフレーバー茶でナッツをつまみます。

某共立のごとき、夜鳴きそばのサービスまであるんだわ!
かつお出汁ベースなので、ラーメンというより煮麺風。
茹でおきの麺が入った椀へ、自分で鰹節などをトッピングして、出汁を注ぐ式でした。

もう1箇所、新たに整備された「富士ビューラウンジ」の方は、さらに高級感が漂う大人な環境です。

ベイテラスの方とは、提供物の内容も異なっております。
クラフトビールやウィイスキーなどの他、ドリップ式でじっくり淹れる、おいしい茶葉が揃っていて、静岡っぽさよ!

ゆったりソファに身を沈めて遠くに光る夜景を眺めたり、ガス火の揺れるの暖炉テーブルでお酒もいただくのもいいでしょうね。

お部屋のおやつは「飴屋河合」の、こまん。
私が大好きな静岡小饅頭の類で、焼津ご当地のものは皮に味噌が使われているようですね。
送迎バスでお店の前を通るのだけど、駅からは離れているので、お土産はホテル売店で買っておくのをオススメします。くそぉ・・・ ←買いそびれた。

この他、今回は時間が無くて利用できなかった「森のテラス&カフェ」のエリアもあるんだわ。
お風呂の手前では卓球台やボードゲームなんかも自由に使えるし、室外アクティビティも各種揃い、ホテルから一歩も出ないでも十分楽しめそうじゃん。
可能な限り、早入遅出で、ダラダラしたい宿でした。
コメント一覧