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大阪国際空港の「浪速庵」で炙りみたらし

大阪名物のお菓子はなんなんだろうなと考えるのです。

古来よりの商都でありますし、もうちょいなんか残っていてもいいんじゃないかと思うのだけど、お江戸同様に都市としての規模が大きくなりすぎると、ローカルな味は薄まっていくのかもしれませんね。

とりあえず、みたらし団子がむちゃくちゃ愛されているのは間違いないと思うのよ!

JALの方の北ターミナルには「喜八洲総本舗」が入っているのですが、ANAの方は大国町に本店がある「浪速庵」

だいぶ近代的な体裁になっておりますが、こちらも安政5年創業という老舗です。

実はみたらし団子の土産ってのは要注意で、串なり餡なりがひっかかって、空港では没収されちゃうらしいんだよね。

その点、こちらは保安検査の後にある売店なので、心配することなく機内に持ち込むことが可能です。

関東式のみたらし団子はムッチリ冷めたお団子へ、粘度のあるしっかり味の餡が絡むのに対し、大阪式は温かく柔らかいお団子に、ユルめマイルドな餡をたっぷりと使うのが特徴なのかも。

焦げの具合を注文できたり、みたらし餡の鍋にとっぷりと浸して保温している様は独特だと思います。

持ち帰りの際も餡はたっぷりつけてくれ、温め直しについては、このビニールごと湯煎します。

「浪速庵」のものは、団子を小分けせず、蒲の穂のような形で指している分、ムッチリな柔らかさを楽しむことができますね。

ほどよき焦げも香ばしく、お味もおいしいですよ。

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