大手飲食チェーンに席巻されている川崎駅前の繁華街。
アゼリアもご多分に漏れずな状況ですが、時折、なんじゃこりゃという謎のお店もねじ込まれておりますね。

飲食街のえらく手狭なスペースをあてがわれている「雲呑房」
向こうの方がやっているお店で、たしか10年前の大改装の際に入ってきたお店じゃなかったけか?
看板である雲呑のほか、粥や麺、若干の点心類を提供するカウンター店舗です。
コロナの折には、デリ分野にも手を広げていたのですが、惣菜エリアの再編と共に姿を消したようです。

香港風海老雲呑…
粥!?
向こうじゃ、お粥にも雲呑を入れちゃうのかと若干戸惑いつつ、品書きの粥欄では一番でっかい写真でアピールされているので、少なくとも当店んの定番あることは間違いなさそうです。
日本の餃子ライスを笑えないじゃんね!
粥はだいぶ煮詰まってるのか、モッタリ重めなコンディション。
ベースはやや安易な味わいで、落花生、ひき肉、もつの細切れがアクセントになっています。
ワンタン自体はエビプリなんだけど、揚げワンタンにして乘せるとか、包まず団子に丸めた方がよさそうな。素直にワンタンスープで食べた方がおいしそうな気もします。
店頭を通りがかると、香港ぽいメニューが立てかけてあるから、「おっ」って思っちゃうんだよね。
んで、いただいてみると、やっぱり、ここは川崎だったわなと我に返るのです。
そしてまた、忘れた頃に「おっ」となって・・・


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