かつて、工場労働者や博徒どもがひたすら飲んだくれた大森の街。
久々に立ち寄ったんだけど、都会が徐々に南下しているようで、だいぶ雰囲気が変わってきたんだな。

城南エリアはとんかつ愛好の土地でもありますよね。
名店も点在しておりますが、こちらはその屋号、林SPFからして、蒲田を総本山とするあの一派から分かれたお店だと思います。
熟練のお父さんお母さんが運営するカウンター食堂。
年季の入った店内には懐メロが流れ、備え付けの丸椅子がギーギー、ガコガコするような大衆的な雰囲気です。
もちろん、とんかつを主力としつつ、マグロのさしみや焼き魚の定食があったり、飲もうとすれば飲める小鉢類を揃えているのがご当地らしいローカライズポイントです。

せっかくなので、ちょい高級な生姜焼き定食をいただきました。
比較的厚切りのリブロースが4、5枚くらい。
やっぱり、お肉が柔らかくて、お味もいいと思う一方、この具合良き生姜ダレこそが本丸だと思うので、気張らず、並のロースで作ってもらっても、飯は進みまくるだろうなと思います。
具沢山の白い豚汁。ご飯もこの日ラストだったようですが、全然おいしくいただけました。
線路沿いにこびりついた昭和のろくでもない雰囲気も、ちょっとは残っていてほしいなぁと感じながら帰ってきましたよ。
オススメ: ★★★


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