小倉の駅ビルに入る「千鳥屋本家」
パッとしない洋菓子ブランド「Patisserie 一実」を併設しております。
創業者の息子たちがそれぞれ 「千鳥屋本家」 「千鳥屋宗家」 「千鳥屋総本家」 「千鳥饅頭総本舗」 という別会社をたて、諸々争いになってしまった千鳥屋。
創業の地が飯塚市らしいので、旧来の本店を継承した本家が主筋なのかなと思いきや、これは末弟の会社みたいで、単純にはまとめられなかった様子です。
それぞれが看板銘菓千鳥饅頭の他、ロールクッキーにクリームをつめたお菓子、チロリアンを販売していた中で、開発者の総本舗から、その商品名は使ってくれるなとの訴えに和解する形で、本家のチロリアンはヨーデルンへと改名しました。
そもそも飯塚市で作ってるのに ”チロル高原銘菓” も無かろうと思うのですが、松尾製菓のチロルチョコ、竹下製菓のチロル高原等、九州における謎のチロル愛の深さゆえ、簡単には手放せない気持ちもよく分かります。
関東に住む我々には、むしろ「グリコ」のコロンの方が馴染みがあるのですが、ゴーフルなどと同様に、ベタベタのお土産だけど、久々に食べてみるとまずまずおいしく、なんだかホッとします。
ヨーデルンになっても、別にいいんじゃないか? 中身は変わらんのだし。
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