2023年8月までの記事を =懐古編= https://taputapu.info/archive に移設しました。
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保谷「アルカション」のプリュンヌ・サレなど

北口にある素晴らしきパティスリー。

とにかく遠くてしんどかった保谷通いも、このお店があったから乗り切れたよね!

「いなげや」が出来るってのが大ニュースなくらい、洒落たもんなんかなんもねぇ駅前だけど、緑の茂る当店のエントランスから覗くのは、まさに甘き夢の世界よ。

冷蔵ケースの中には、まぁ見るからに美味しそうな生菓子の数々がならんでおりまして、もう豚鼻からの荒い鼻息が止まらんぜ。焼き菓子やパン、氷菓の類まで幅広く製造しているお店なのです。

奥にはほんの数席分の手狭なイートイン席も設けられ、コンフィやサンドイッチのランチもいただけるみたい。

これだけの腕なので、都心で位を高く構えることも可能でしょうに。郊外ののどかな日常に溶け込んでいる感じがなんとも素敵なのです。 

シェフオススメのチョコケーキには、なんと梅干しが使われているんだって。

プラムとかの発展なんだろうけど、なるほど、ほんのりな酸味の他に塩みが加わるのが面白く、意外な好相性です。

異なる食感や味わいを重ねたケーキ自体がとってもおいしいもんな。 

ローズピンクはバラとマスカルポーネのムース。

見た目通りの華やかなお味ですね。 

シュークロッカンもパリのお味だわ~

もっとも、一度も行ったこと無いんだけどさ!

ババ・オ・ショコラマントはミント味のサバラン。

奥のスポイトでシロップをじゃぶじゃぶにブーストしちゃうぜ! 

生マンゴーもたっぷり入ったマンゴーブリュレ。

とにかく、何を食べても間違いなきお店だわ。

ブルトンヌは卵の良い香り。ざっくりなリッチな食べごたえでおいしく焼けております。

味のある缶に入った、デュネットという焼き菓子は、シェフの修行先であったボルドーの老舗「マルケ」から特別に製造を許可されているものなんだって。

小さな三角コーン型に丸めた生地の中に洋酒の効いたアーモンド餡と松の実を詰め、チョコで蓋をしてあります。 

ホロリ崩れる優しい食感。

やはり年をとったからせいか、最近はもっぱら和菓子党だったから、なんだか久々に本格的においしいケーキをいただいた気がします。最高だわ~

このお店のためだけに保谷に行く価値があるかもな。いや、やっぱ練馬支店まででなんとか勘弁してほしい!

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