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上諏訪温泉「ホテル鷺乃湯」の牛しゃぶVS馬刺し御膳

諏訪藩三万石の城下町であった上諏訪。

酒と味噌、近代では精密加工を得意とする、ものづくりの街にもなっておりますね。

今回、泊まったのは「鷺乃湯」

中央線が開通した明治の頃、まだ田畑であった諏訪湖畔にいち早く入浴施設を開いた先駆けです。

かつては製糸景気に沸く対岸から、お大尽達が帆掛け船を仕立てて遊びに来たという上諏訪温泉街。

その後、時代の流れにより、客層や様相は大きく変化しておりますが、当館は増改築を重ね、かなり立派な規模の観光ホテルになっておりますよ。 

”鷺乃湯”の名の由来は、お風呂に付着した真っ白い湯の花だったらしいのですが、当時とは泉質が変化したようで、現在は薄っすら茶褐色の、なかなか良いお湯です。

お隣には”千人風呂”の「片倉館」があり、そちらは無色透明に近かったので、あわせて入ればまた違ったお湯が楽しめますよ。

昔、上諏訪に泊まった際は、湖畔の電灯についた風力発電がブンブンうるさくて辟易したのだけど、現在はLED化して静かになりました。エコよか安眠が大事!!

夕飯は ”信州のこだわり膳 牛しゃぶ VS 馬刺し御膳” という、いかにもアホっぽいプランを選択。

お食事処の個室にて、異国の研修生が頑張って給仕してくれました。

干からびた前菜には公魚の唐揚げが見えます。

諏訪は酒蔵が建ち並ぶ街なので、一応のきき酒セットなのよ。

もちろん、下戸はこんなん飲みきれないので、味見した後に周囲に押し付けます。

しっかり熟成した馬刺しは、柔らかでおいしいですよ。

信州牛は小鍋でしゃぶしゃぶに。

お肉自体はちゃんとおいしく、量もたっぷり盛られますが、ちまちま食ってると、鍋の固形燃料が足りなくなるので、ガバっと火を通してしまうことをオススメします。

伸びた山菜蕎麦。

鯉の甘煮は別注品です。

私は大好物なのだけど「他に鯉食べる人、手を挙げて〜」って聞いたら、誰も反応しねぇのよ・・・

こちらのものは、いわゆる甘露煮よりもあっさり炊いたもので、骨も食べられないタイプ。鱗もとってあり、苦手な人でも食べやすく裾野を広げている反面、ラバーにはやや軽めに感じられる仕上がりでした。

観光ホテルの定番であるサワラの幽庵焼き。

蕎麦の実を散らした茶碗蒸し。

葉っぱの下で見えませんけど、長野で養殖された信濃雪鱒に脂が乗って旨いです。

なぜか甘鯛。

筍ごはんとあおさの味噌汁、香の物。

”信州こだわり膳” なので、もうちょい山っぽい、素材や内容にしてもいいのかなとは思いますが、メインの馬牛が思いの外おいしかったので、まぁヨシでしょう。

デザートは抹茶ムースでした。

参考ページ: https://www.saginoyu.com/
オススメ:   ★★

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