唐突に始まる夏の小旅行シリーズ。
諏訪湖に遊びに行ってきました。

湖畔の岡谷市は、かつて製糸で栄え、今は軍需産業をルーツとする精密機械工業で知られる土地。
いわゆる ”東洋のスイス” ってやつですよね。

食い物では、養鰻が盛んな ”うなぎのまち” でもあります。
名物だけあって、実際、岡谷の街中には鰻屋がやたら多く営業してるのよ。
どこも昼時には混み合うということだったので、とりあえず手近なこちらを覗いてみたんだわ。
後日、上諏訪にも支店を見かけたんだけど、本店は岡谷湖畔公園に隣接しており、ややくたびれた構えではありますが、吐竜のごとくモクモクと煙を吐き出して活況を示しておりました。
平日も2階の座敷席までたっぷりお客さんが入っており、やはり地元の方々が平素から鰻を食いまくっていることをうかがわせるのです。
もっとも、ピークの1回転をやり過ごせばだいぶ落ち着くようなので、昼過ぎまで入店を遅らせれば、わりとゆったりいただくことができそうです。

メニューが絞られていることもあり、うな重はそれほど待たずに出てきます。
柔めに炊かれたご飯の上に、肉厚な鰻が一匹分乗っかって、ボリュームたっぷりじゃん!
肝吸いと長野らしい野沢菜付です。

岡谷の鰻は、背開き&地焼きのハイブリッド型なんだってさ。
表面は備長炭の炭火でこんがり焼かれた、ソリッドな口当たりです。
そんな鰻に負けぬよう、タレはベッタリ甘い田舎風になっていて、これは好悪が分かれるかもな。
ご飯にはかけていないから各自調整してと、タレのポットが置かれるんだけど、まずいらないと思います。山椒パラリでは心もとなく、無料サービスのわさびをもってうち消すのがちょうどいい感じよ。

天竜川の源流となる、釜口水門がお店のすぐそばにあって見物できますよ。
諏訪湖には31本もの川が流れ込みますが、外へ流れ出るのは天竜川だけなんだって!


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