小倉・旦過「小倉かまぼこ」のカナッペ

旦過市場にある大正9年創業の老舗。

おいしそうな海の幸がならぶ、旦過市場。

私も一応は海辺の街に暮らしておりますが、地魚なんてめったに見ないし、かつて商店街につきものだった練り物店もほとんど残ってないからな。羨ましくもありますよ。

店頭では揚げたての練り物等が販売されており、ちょっとひねった創作ものも面白いですね。

名物のカナッペをつまんでみたい！

でも、一つだけじゃ悪いかなと逡巡していたら、優しいヲバちゃんが小さな紙袋に入れてあげるよって言ってくれたので、お言葉に甘えました。

玉ねぎや人参が入ったすり身を、薄いパンで包んで揚げたもの。

「かま栄」でいうところのパンロールであるわけですが、九州には長崎のハトシもありますから、決して突飛な発想ではないのかもね。

パンの部分はサクサク、中のすり身は柔らかで、だいぶコショーが効いており、どことなくお肉っぽくも感じる味わいです。

平素、フライに対し、劣勢な練り物でありますが、たっぷりとしたサイズだし、食べごたえは決して負けないお惣菜だわ。旨いわ。

空港の「井筒屋」でも冷凍品が売ってさ、スンゲー迷ったのだけど、すでに荷物がパンパンだったからさ。でも、やっぱ買ってくればよかったなぁ～

こちらはすぐ近くにあった本社工場です。

ちょっとした売店も併設していて、バーガーなんかも売ってたんよ。それも気になった。

こんなに太っているのに、さして量が食えなくなった点、なんだか釈然としねぇよな。