倉敷駅にもJR西系のお土産店「おみやげ街道」が設置されております。
ご覧のように、小規模な売り場ですが、品揃えはちゃんと面白くて実用的。
店頭ワゴンで売られる、藤戸まんじゅうが気になりました。
美観地区を流れる倉敷川をずっと下っていった先の、藤戸町にある壽永3年創業の老舗の商品。
源平合戦の折、亡くなった村人の供養のために作られたものが起源だいう逸話もあるようです。
あんこ玉に、甘酒風味の極薄皮を纏わせたこのスタイル。
そう、岡山の大手まんじゅうとそっくりなのです。
お店としてはこちらが古く、お饅頭の完成は向こうが古い的な説があるようで、倉敷市民の心情は、地元の藤戸まんじゅう推しとなるようです。
どちらにしても相当な老舗として、このスタイルのお饅頭を守り続けているのがすごいところ。
あんこたっぷりの贅沢さと、一つ一つ異なる極薄皮の景色。ほんのりの麹風味な皮とのバランスをとるべく、すっとしたこし餡は控えめな甘さになっております。
ただ、こちらの方が日持ちはしないようで、ホテルですぐにいただいたんだけど、皮はちょい硬くなってたんだよな。
飛行機で持ち帰るお土産には、大手まんじゅうの方が適しているかもね。
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