松江「風流堂」の果樹園の木洩れ日

「横浜高島屋」の銘菓コーナーに、おいしそうな秋のお菓子が売っていたのです。

どうやら、マツコの番組で紹介された商品らしく、放映後の反響を逃さぬプロモーション策に、まんまと引っかかっていた私よ。

「風流堂」は、時たま、横高にも出張販売に来てくれるんだよね。

看板銘菓の山川や、松江らしい若草なんかが売り場の全面に出ていると、どうしても地味な印象になってしまうのだけど、こういう新たなお菓子にもチャレンジしている事を覚えておかねばなりませんな。

奥出雲の絶品ぶどうジュースを、なんとかお菓子にしたくって作った品なんだって！

上下二層になっており、上段が出雲多伎産のいちじくを散らした、ぶどうの錦玉。下段が朝汐にも使われる皮むき餡とラムレーズンで作った羊羹です。

上下、それぞれ単体でも十分においしいものを、贅沢に重ねちゃうんだもん。

口内で、それぞれのお味や香りが幾重にも重なりあって、まさに実りの秋を感じさせる芳醇なお菓子ですよ。

さすがマツコ。これは毎年買いたくなっちゃう逸品だわ。