大街道のアーケードにあるジューススタンド。
今治で柑橘類を取り扱う「乃万青果」が経営するお店です。
私は柑橘が大好きでさ。
とりどりの雑柑詰め合わせ箱を取り寄せるのが、春の楽しみになっているのです。
今回、みかんの本場まで飛んでくる稀有な機会を、なぜすっからかんのシーズンオフに設定してしまったのか?
天気は悪いし、温泉はやってないし、街中を相当歩き回っていても、生の柑橘はせいぜい、はしりのハウスみかんくらいしか見当たらなかったんだよね。ほんと、何しに来たのか。
こちらのお店に併設された青果コーナーも加工品がメインになっていたのですが、そこは大手卸の直営店ですよ。生ジュースメニューには終盤の河内晩柑やブラッドオレンジなど数種類の柑橘が残っており、若干の訳あり品も販売中だったのよ。
適度な酸味と濃厚なお味が楽しめるカラマンダリンのジュースをいただきました。
松山の観光街には、柑橘ジュースを出すお店がいくつか存在しますが、生の果実をミキサーにかけて濾す、まじめなジュースんも扱いは決して多くなさそうなんだよね。
やはり、そのフレッシュな風味や味わいは瓶詰めとは別物で、すげーおいしいんだわ。
さっぱりとしたニューサマーオレンジは、いわゆる日向夏です。
さらに、当店にはほんのちょこっと足すだけで、生の果実も乗せてくれる、うれしいサービスまであるの!
ドーム型の蓋を裏返して、4種類も盛り付けてくれたのだけど、こりゃサイコーだわ。
ちゃんと種や皮も外してくれてるし、地味に手間をかけてくれてます。
バスの時間がギリギリだったので、清見タンゴールのジュースのみを猛烈に吸い上げました。
今回の松山食べ歩き旅は、あんまり手応えを感じられなかったのだけど、こちらのジュースについては、どれもおいしくて、かろうじてご当地らしさを楽しめました。ハイシーズンだったら、さらに充実してるんだろうなぁ!
こんなことなら、初日から朝夕通えばよかったなと深く後悔したのです。
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