駅のショッピングエリアに入る郷土菓子店。
たまに九州物産展とかでも名前を見かけることがありますね。
お菓子屋さん自体、あまり出会わなかった宮崎散策。
近年では、マンゴーを使ったお菓子やチーズ饅頭が有名になっているご当地でありますが、その影に隠れている、本来のふるさとの味はどういったものなのか。
デパ地下などでも、地元の方々が行列を作っていた当店の存在が気になりました。
まぁ、こちらでもチーズ入り蒸しパンを、チーズ饅頭って売ってましたけどね!
看板商品の唐芋団子は餡ありと餡なしのミックスにしてみました。
ベースは蒸したさつまいもと餅をつき混ぜたものらしく、むっちり柔らかで芋の粒子も感じられます。
きなこがたっぷりかかっている分、お芋の風味は探せば分かる程度。甘みもほんのりなので、やっぱり餡が欲しくなるかな。いや、つぶ餡もだいぶ甘さ控えめなので、あんまり変わらんかもね。
中心市街のアーケードでは「蜂楽饅頭」などの強力な外来種が猛威を振るっておりましたが、なるほど、宮崎本来の甘味は、このくらいの素朴な塩梅だったのかもしれないなと合点したのです。
”ふかふか” という、かわいい名前のふっくら黒糖蒸しパンもホッとするお菓子。
これも、本体部分は色付け程度にとどめ、あんまり甘くしてないのよ。上から振りかけられた黒糖とシャリシャリ食べることで、ほどよき素朴味になるんだな。
ただ、黒糖はバランスよくかかってないからね! 多分、兄弟で濃い部分を争ったケンカになるから!
黄娘は地元の日向夏みかんを使ったようかんです。
中身をくり抜いて、柔らかくシロップ煮にした皮に、白羊羹を充填したもの。
やはり、羊羹としては甘味控えめになっており、さっぱりいただけますよ。
宮崎空港内の売店「日向屋」にも販売ブースが置かれて、こちらでも大体の商品が揃います。
やっぱり、お土産は空港内で事足りそうですね。
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