青島駅から１ｋｍほど南下したところに青島漁港があります。
宮崎県というと畜産のイメージが強いのですが、温かな黒潮の海に面しておりますので、漁業も盛ん。
沿岸で一本釣りされるカツオや延縄漁のマグロ、イワシやアジなどのベタな青魚がよくとれるようですね。
漁協の施設には直営の食堂が入っており、開店前から待っているお客さんもおりました。
有名観光地である青島からも近いので、セットで巡るのが定番なのかなと足を運んでみたのですが、両者をつなぐルートは観光整備されておりませんし、そもそも徒歩で来る観光客はほぼ見ない状況なので、近隣エリアへの回遊性は高くないのかもね。
むしろ、こちらでのお食事や直売を目的に、車で乗り付ける地元の皆さんが多そうな雰囲気でした。
２階にある漁港ビューなお食事スペースはゆったりしており、開店後に行列はなんなく収容されましたが、店内入口には多くの待ち席も設置されておりましたので、週末などはめっちゃ混むのかも。
お刺身の倍になる青島どれ海鮮定食か、あら煮定食で迷ってたのよ。
でも、どうやら伊勢海老が名物らしいし、どうしよう。もう一度、店頭にあった本日のお魚ボードを見に行こうと立ち上がったところへ、お姉さんが「お決まりですかー」とやってきて、咄嗟に店名を冠した定食にしちゃったの。
お刺身は、シビ、カツオ、サゴシにおまけのアジ。
シビって書くのが、シビの兆治的なアレでかっこいいのだけど、お刺身はおそらく開店前から盛り付けられ、冷やされていたものなんじゃないかな。見た通りクオリティはごくごく並です。
それよか醤油がやっぱ甘いな。
伊勢海老汁はボイルした半身を後入れしたもの。
ベースの汁がもう一歩なので、なんだかもったいないような。むしろ普通のアラ汁の方が嬉しかったわ。
それでも価格は青島周辺の和食屋よかいくぶんお安いのかもしれんけど、内容はさして変わらんような気もするので、わざわざ足を伸ばす必要もなかったかも。
つか、周りを見たら、みんな季節限定の伊勢海老活き造り定食を食ってるんじゃん！ それが目当てだったんじゃん！ くっそぉ、外した！ そしてババアどもが豪勢！！
隣の直売所では活の伊勢海老も売ってるみたい。
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