カステラ屋がやたらとのさばっているせいか、ケーキ屋さんはあまり目立たない長崎の街。
こちらはシースクリームの元祖として知られる市内一の有名店です。

明治27年に大浦町で創業したという老舗よ。
現在は浜町のアーケードに立派な本店を構える他、県内に複数の販売店を展開しております。
長い歴史とレトロな看板商品を守るお店ですが、安住はせず、西欧の郷土菓子を掘り起こしてみたり、面白い取り組みも欠かさないようですね。
シースクリームもマイナーチェンジを経た4代目とのことなんだけど、130周年記念で復刻された初代や2代も魅力的じゃん。
2階に落ち着いたカフェが設置されておりますので、お土産にしにくい生菓子もイートイン可能ですよ。

名物のシースクリームをイメージした新商品が目にとまりました。
いいな、すごいな。いきなり溶け出している濃厚ソフトがモリモリなインパクトを放っておりますね。
ソフト山の下には、スポンジケーキ、カスタード、パイン、桃、コーンフレーク、生クリーム、黄桃ピュレ。
もうちょいカスタードを食べたい気もするし、お味的にも物量的にも終始ソフトが圧倒するバランスではありますが、見た目もステキだし、この食べでがある内容で、お値段も安いのがうれしいな。
周辺のお茶どころとしても、貴重な存在ですよ。
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