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長崎・思案橋の「珈琲 冨士男」でサンドイッチセット

冒頭にハイライトをもってきましたよ!

今回の長崎旅で最も印象に残ったお店です。

若い頃は朝から深夜まで旅先をみっちり食べ歩いた私ですが、昨今は朝が眠くってさ、ついホテルでダラダラしちゃう。もう昼前からスタートでいいやろって思っちゃう体たらくなのです。

長崎は特に朝食の街という印象も無いしね。でも、だからといって何もなしってのも寂しいから、とりあえず、評判良さそうなとこをピックアップしての訪問だったのよね。

このお店は鍛冶屋町の歓楽街に立地します。ご覧のようにだいぶくたびれた外観だし、ロッジ風の店内もクッタクタで古い臭いのする環境です。

とても人気店とは思えんのだけど、開店前から旅行者と思しき行列ができてるじゃんか! 

ミックスサンドイッチのセットをいただきました。

見てくださいよ! このすばらしき断面を!

やわらかパンにたっぷり挟まれたホワホワの玉子。一枚ずつ丁寧に並べたきゅうりのスライド。

カウンターの奥にハマって、ひたすらサンドを仕上げるお父さんの見事な手並みなのよ。

もちろん食べたら、とってもおいしいし、喫茶店美学を磨いて作られたサンドイッチなのです。

これはサイコーだな。

正直、長崎街場のサンドがうまいとは期待していなかったので、不意打ちを食らいました。 

コーヒーもほんのり甘みを感じるような柔らかいお味で大満足の朝食ですよ。 

すっかり気に入ったので、路面電車に乗って、再びやってきました。

なるべくいろんなお店に行きたい質なので、旅先で同じ店に通うことなんて、まず無いからね! いかに気に入ったかということです。

今回はコーヒーセットというメニュー。

ハムトーストと書いてありますが、ハムときゅうりの焼きサンドにエッグ、野菜サラダという内容です。

なお、パンの耳は落とすか選べますが、デブはもちろんパンくずすら残しませんよ。SDGs。

野菜は最初に胃に入れたいけど、フルーツは最後にしたいジレンマ。サンドは個人的には焼かない方がステキでしたが、このセットも十二分に魅力的よね。クオリティを考えると値段は相当に安いのです。

お昼すぎに立ち寄った際のプチフルーツサンドセット。

朝からずっとほぼ満席が続いているような人気ぶりです。さもありなんよ。

プチサイズは通常の半量となりますので、気軽につまめますね。

一般的なものよりも、甘め重めなクリームがポイントで、ふんわりと口当たり柔らかなパンに、いちご、パイン、オレンジ、キウイのとりどりの味や食感が完璧にまとまって、いや、ほんとにおいしいな。

フルで食べたいけど!! さっき昼を食ったばかりだしね! 今度、また寄ろう!

戦後間もなき昭和21年に開業した古いお店なんだそうです。

店名は創業者に由来するようで、遠藤周作の小説にも出てくるらしい長崎を代表する喫茶店の一つだったんだね。

生憎、下調べしてなかったので、さして巡れなかったのだけど、当店からの影響なのか、長崎には具合良きサンドを出すお店がいくつかありそうなんだよね。

こりゃサンドイッチを食いに長崎旅行まであるぞ!

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