せっかく新潟に来たのだから、名物の黄色いカレーを食っておかなければなりませんね。
しかし、旅の準備してたら、万代口のバスターミナルが無くなるというニュースがあってさ。
「か、カレー・・・」って、しょんぼりしていたのですが、大丈夫でした。お店のある万代シティのバスセンターは健在でした。おんなじよう名前だから紛らわしいな!
「万代シティバスセンタービル」の入り口部分に差し掛かると、もうすでにカレーっぽい匂いが漂ってくるからね。大型バスの排気よか、よほど存在感のあるバスカレーです。
提供しているのは、いわゆる立ち食いそば店なのよ。
今日においても、幅広い客層に支持されているようです。 店頭写真はちょうど空いてるタイミングで撮ったのだけど、広い立ち食いスペースは入れ替わり立ち替わりのお客さんで埋まっており、その盛況も珍しい光景です。
ちなみに運営はお向かいにある新潟交通系列の「シルバーホテル」らしく、まさにバスセンターらしいお店。
もっとも、本来はサイドメニューであるはずのカレーが、新潟のソウルフードと言われるまで愛されるに至ったのは、不思議であり、面白いとこだよな。
大盛りか、並か、ミニか。
映えや、漢のプライドをかけて、大いに注文を悩みました。
ボリュームがあるってことで、すっかり胃弱になったオジサンは警戒して、他のお客さんの注文品をじっくり観察していたのですよ。でもさ、遠目で見る限りはお皿もバカデカいわけではなかったので「いやいや、これなら、イケるんちゃう?」と涼しい顔で並盛を注文して・・・ 半べそをかきました。
持ってズッシリ! 皿の深さ分、みっちりと白飯が詰まっているじゃないか!! 騙された!!!
おそらく、並で他店の大盛り超。我々素人には半量のミニサイズでも十分量なんだと思います。ミニって言葉が悪いのよね。つか、ミニだって蕎麦に添える量ではないんじゃねーかって気もしますし。大盛りはとんでもなかったぜ。
黄色いカレーは、もはや田舎の家庭どころか、沖縄の古い食堂くらいにしか残っていないようなロストカルチャー。モッタリと糊っぽく、見た目に反して、しっかりな辛みがついているのが特徴です。
お肉は厚めな豚こまが一切れ入るか否かくらい。むしろ、大ぶりにカットされた柔らか甘い玉ねぎに存在感がありますね。
そして、忘れてはならないのがお米です。
ひたすら回転するので、白飯の状態がすこぶる良いのよ。熱々でふっくらツヤっと炊かれており、影の主役はご飯なんじゃないかなと感じます。まぁ、だからといって盛りすぎなんだけどさ!
すんげー安いし、食べごたえ満点なのが愛される理由でしょうね。
なんだかんだで食べきれた自分を褒めてあげたいし、逆に食わす力もあるということです。
コメント一覧
結構、スパイシーですよね。コメの甘さが際立ちます。
>つちころりさん
寒いからってのもあるのかな?