鮭の高級瓶詰めで知られる「加島屋」
安政二年に塩物商として開業し、今のような大店に育ったのは、戦後に四代長作さんの頑張りがあったからなのかな。
花街の面影残る東堀通りに、立派な本店を構えておりましたよ。
リニューアルしたばかりの本店ビルには、地元の皆さんが日々通ってくる感じでもなさそうなんだよね。
発送カウンターの充実ぶりを見るに、こちらでもほぼ贈答用なのでしょう。
レジもズラリならんで、おそらくバス観光客に対応するような体制も見られましたが、平時はだいぶ閑散としているようですし、2階の茶屋も閉鎖していたり、これでいいのかなって懸念はあります。
横浜にもお店があるし、ネット通販もあるので、同じ商品をならべる本店にわざわざ足を運ぶ理由は無いのよね。
どうせなら、新潟だけ、本店だけという商品や体験がほしいなと思うのです。
店内には、全国の銘品を集めたコーナーや、なぜか興部のソフトクリーム売店が設置され、いくら交易の街だとしても、もうちょい新潟を押し出して欲しいし、ちょっとズレてる気がするのです。
あら煮や昆布巻きのパックや揚げ物など、申し訳程度の惣菜も若干数扱っておるようです。
唯一、売れ残っていたコロッケパンを買ってきましたよ。
どこぞのお店の食パンとコラボした商品らしい。
オリジナルのキングサーモン入りコロッケには芋も入り、サーモンはもっぱら風味要因です。変に甘くないのもいいし、見た目よかイケるかも。きゅうりと苦みのある粗千切りキャベツが挟まります。
むしろ高級おにぎりでも売ればいいのにな。片手間って感じではありますね。
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