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岡山・城下「おかべ」のおかべ定食

表町のアーケード脇にある雑居ビルに、それっぽいお豆腐屋さんを見かけました。

店頭に掲げられたウンチクをふんふんと読んでいたら、お隣に小さなお食事処が併設されてるじゃないですか!

なにか有りげな雰囲気を察知して、暖簾をくぐってみたのです。

こちらのお店は、寛永9年に油商として創業した「白石商店」が自社商品のアンテナショップとして立ち上げたお店なんだって。お店の奥で作っているお豆腐は瞬く間に評判となり、地元百貨店やスーパーなどにも出荷しているようです。

作りたてのお豆腐料理がいただけるお食事処は目立たない構えだし、お昼のみの短時間営業。

この日は口開けに近い時間に滑り込めたのだけど、カウンター席のみの狭い店内はすぐに満席になり、待ち客も出ておりましたので、人気のお店のようです。

メニューは4種類の定食と、それらをバラした一品料理。

豆腐懐石みたいに気取ること無く、大豆料理をとことん堪能できるお店って珍しいかもね。

主力のおかべ定食です。

揚げたての厚揚げに、おから、冷奴、油揚げのお味噌汁という徹底的イソ・フラ・ボン!

冷奴には雑穀入りの甘めな醤油、厚揚げにはだし醤油をかけていただきますよ。

はたして豆腐で白飯が食えるのか問題は、意外と難なくクリアできちゃいますわ。

最大の魅力は、お母さんたちが注文後の揚げてくれる、あっつあつの厚揚げ!

ふんわり香ばしく仕上がっており、絹と綿の2種類をいただける、おかべ定食がオススメです。

揚げ出し定食はメインが、つゆに浸った揚出し豆腐に変わります。サクサクトロリな食感。

こっちは小鉢も、素朴なおからではなく、滑らかな白和えになっておりました。

きょうび、おからもそうそう口に入らない品になりましたが、白和えが旨いな。

おかべいなり定食は、おかべ定食の白飯の代わりに、創作お稲荷さんがつく内容。

あっさり炊いた揚げの表面は、バーナー炙られておりますし、中には桃鯛のほぐし身を混ぜた酢飯が入っており、なかなかシャレた品なのよ。

期せずして、良いお店に入ることが出来ましたわ。

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