ラーメン食べて、即帰るのもつまんないので、しばらく裏道をほっつき歩いていたら、だいぶ寂れた商店街に迷い込みました。
6つの商店会、100軒もの店舗がならぶという神路商店街です。
反対側は今里筋につながっており、だんだん賑やかにはなっていくのですが、なんでこんな場所に、こんな規模の商店街ができたのか不思議なのよね。
どこぞの神社仏閣への参道だったのか? かつての暗越奈良街道と並行する形なので、往来の素地があったのかもしれませんね。
途中にこんなレトロな喫茶店があったら、素通りはできませんよ。
もはや、関東の下町には残っていない、なんとも渋い風情が漂います。
恐る恐る暖簾をくぐると、にこやかでチャーミングなご高齢の女将さんが迎えてくれました。
店内を見回すと、各卓へ一人ずつちょこんと座っている婆さん達。
そのお達者な新喜劇的な掛け合いでもって、TVに映る安倍派の面々がボッコボコにされておりましたよ。
メニューは簡易なドリンク主体で、だいぶ前に値動きが止まってしまった安価です。
ミックスジュースはさらりライトな飲みくちで、下の方に気さくな果物成分が溜まっておりました。
喉が乾いてる、はじめは薄く、飲み進めるほどにだんだん濃くなっていく様は、太閤の茶の逸話の如し。
佐吉め、やりおるわ。
テーブルには昭和ハンドメイドの謎マスコットと塩飴が置かれておりました。
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