一番町にできたカツ丼店。
向かいの「旨味太助」から出てきた際に、ズバンと目があってしまったので、後日出直してきましたよ。
そういえば、仙台の街中でカツ丼専門店をいくつか見かけたな。
名物ってほどではないのだろうけど、学生も多いし、ラーメン同様に昔ながらの餅食堂の麺飯枠として根強く愛されているメニューなのかもね。
「ひさご」は東一市場で、戦後から営業していた古いお店なんだって。
一旦、惜しまれつつ閉店した後、近所に分店という形で復活を果たしたタイミングへ、たまたまぶち当たったようなのです。
新店は長く働いた店員さんが切り盛りするようですが、旧店主らもお手伝いをしており、噂を聞きつけた常連さん達も次々と訪れており、和やかで、嬉しげで、いい雰囲気でした。
カツは甘めのツユでしっかり煮込まれて、衣は柔らか。
良さげなお肉を厚切りで使っているので、食べ応えがありますね。
やや小ぶりの丼に、軽めオーダーのご飯もしっかり入っておりました。
特に地域性は感じないオーソドックスなカツ丼でしたが、なかなか旨いもんですよ。
たっぷりつく、ラーメンスープにも注目したいのよ。
新店は小さなカウンター店なのに、丼専科にはせず、うどんやラーメンの提供も諦めてないみたいなんだよね。スープはあっさりに中に煮干しの香もあり、もしかしたらラーメンも仙台ノスタル系統でイケるんじゃないかな?
半半セットにしておけばよかったな。
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