明治36年創業の老舗菓子店。
大丸にも支店を構える、地域を代表するお店の一つなのでしょう。
赤間神宮と亀山宮の中間にある裏通りに、突如立派な本店があらわれてビックリしました。
周辺には伊藤博文も住んだ本陣跡があったり、「ハザマ」の本社跡があったりと、今でこそ何もありませんが、かつては街の中心地区だったんだろうな。
店頭には英語の品書きも出ており、インバウンド対応の痕跡も見えます。ただ、平時に立ち寄るお客さんは多くなさそうです。
お菓子は一昔前から時が止まっている感じの内容で、あまり食指が動かないな。
とりあえず、代表的な3種類をつまんでみました。
代表銘菓の梅もなかは、大納言の他に白小豆の餡を詰めたものがありました。
これはまぁ最中だなってお味です。
志ぐれは、トロンとした求肥の薄皮にこしあんを詰めたもので、、やはり昭和な感じ。
わかめ餅は、甘みの中に、ほんのり塩っけ、上品な海藻風味が漂う、いかにも港町らしい風情。
海辺の菓子屋は海苔やら昆布やらをやたら使いたがるのだけど、個人的には磯の香のお菓子は苦手で、その影響なのか、これだけ写真が残ってませんね。
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