2023年8月までの記事を =懐古編= https://taputapu.info/archive に移設しました。
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北海道神宮「六花亭 神宮茶屋店」の判官さま

蝦夷国の新一宮である北海道神宮。

北海道開拓の守護神として、国土開拓に関わる三神が祀られた神社です。

円山公園というと京都のそれが思い浮かびますが、神社を要する環境が似ているので、同じく円山という地名がつけられたようですね。

北の大自然を背負って大都市を守り、さらにその先の千島列島に睨みを利かすこの立地。

今ではすっかり開発されておりますが、札幌神社として建立された当時は人里離れた山奥という環境だったので、参拝するのも大変だったみたいよ。

境内には、和の佇まいのレアな「六花亭」が出店しております。

蝦夷地を司る神社らしく、道内の名のあるお菓子屋さんが加盟する「北海道神宮銘菓奉献会」というものがあり、「六花亭」も会員のようです。この店舗については、ご奉仕の一環で運営されてる部分もあるんじゃないかな。

ちなみに、近年「きのとや」が、キャラかぶりとなる茶店を新たに構えて、さすがの勢いを感じますが、どちらか選ぶなら「六花亭」なので、くれぐれもお間違い無きよう。

”判官さま”という、このお店でしか販売していないお菓子が楽しみ。

名前は札幌神社建立を強力に推進した開拓使判官、島義勇に由来するみたい。

そば粉入のお餅で作る焼き大福で、その場で焼きたていただくことができるのです。

そば粉は打ち粉にも使われているようで、素朴な香ばしさがありますね。表面はサクッとしつつ、もっちりトロリの熱々です。中には真面目な粒あんが入り、ほっとするおいしさよ。

店頭には、おいしいほうじ茶の振る舞いもあり、広くはありませんが、ちょっいと腰掛けられるスペースも設けられているので、参拝ついでに一服していくといいでしょう。店員さんの丁寧なサービスも満点ですよ。

 

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