乙類焼酎の生産量では、本家鹿児島とトップを争う宮崎。
戦後に密造酒が流行り、低度数の焼酎が定着したため、他県には少ない20度の焼酎が多い点と、様々な材料で多彩な焼酎が作られている点が特徴みたいですね。
現地でしかお目にかからないような銘柄もありますが、地元市井では本霧島や木挽ブルーなどのメジャー銘柄の大容量パックをスーパーなどでドーンと購入して、ガブガブ飲むのが定番らしいね。

どうせ、ろくに飲めやしないんだけどね。
せっかくなので、何か買って帰ろうと酒屋さんを探してみたところ、繁華街でも、いわゆる地酒屋さんは少ないみたい。強いてお土産を探すならば、山形屋地下のお酒コーナーかな? こだわる方は、むしろネット通販の方が色々手に入るかもしれません。
ニシタチエリアも即配系のお店ばかりだったのですが、どーんと重厚に構えたこちらの酒屋さんが気になりました。世界の銘酒を扱うようで、どちらかというとウィスキーやワインが主体のお店なのかも。

焼酎も色々揃っており、なんもわかんないから、異国美人の店員さんにオススメしてもらい、自宅へ発送しました。
中々は、百年の孤独で有名な高鍋町「黒木本店」の麦焼酎。度数は25度。
”とにかくうまい” というPOPがついておりましたが、香ばしくて、コクのある焼酎よ。
ちなみに、百年の孤独は宮崎駅前の「スーパーまつの」で見かけたけど、現地でもプレミア価格での販売でしたね。野うさぎの走りなら空港でも買えるぞ。
松露 Colorfulは串間市「松露酒造」の芋焼酎。度数は高めの30度で、古酒とブレンドしたものみたいです。
ラベルも焼酎らしからぬシャレ風だけど、華やかで、はっきりしたお味です。はじめはソーダで割ったりもしてたんだけど、ストレートでも飲みやすくて、イケますね。
お店が特に推してるようだった庄三郎は西都市「やまや蒸留所」の芋焼酎。今回は20度のものを購入しました。
これもおいしいじゃんか。雑みなくまろやかでほんのり甘く、飲み応えはばっちり。
自分で注文することがまず無かった焼酎の世界だけど、いやいや、けっこう良いもんだね。
お酒好きの方は、様々な焼酎を味わう宮崎旅も充実しそうです。
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