551創業者の孫が立ち上げたという豚饅店。
大阪帰りの今ならば、食べ比べができるぜっ!!

件の孫氏は東京を本拠にフードビジネスを手掛けているらしく、家業とは異なるジャンルの店舗を数々展開しているみたいです。
タコや揚げ玉のかけらは落ちていないような、NYやLAのライフスタイルやフードカルチャーがうんちゃらって感じのシャラかしたお店ばっかなんだな。

生地の鮮度のため、工場から150分以内の場所にしか出店しないという「551蓬莱」
関西不出の豚饅が、ついに東京でも食べられるって、大ニュースでしたよね。
恵比寿に1号店ができたのが、コロナ禍真っ盛りの2021年11月末らしいので、もはや新しい話題とはいえないのだけど、その後もじわじわ店舗を増やして、川崎にも昨年末に支店がオープン。
未だ行列が続いておる状況ですが、当初よりはすんなり買えるようになったんじゃないかな。
大阪の店舗ほど活気ある様子ではないものの、やはり店内で餡を包む姿が見えますよ。中華饅頭については、横浜中華街でも包みたて蒸したて商うお店はほとんど無いから、ここが大きなアドバンテージといえます。

LINE友だちになると、豚饅1個サービスということで、温かいものをつけてくれました。
早速、フードコートに持ち込んでガブリ!

実際にいただいてみると、いやいや、これはちょっと違う仕上がりなんじゃん?!

ご覧のように、見た目、大きさ、具の構成などは、ほとんど一緒なのよ。
しかし、東京好みにしっかり微調整されているようですね。
551のものは、皮はムッチリ、餡は柔らか、たまねぎ、マイルドなお味に対し、東京豚饅は、皮はふんわり、餡はプリッ、肉、キリッとし塩味という対比を感じます。
もちろん、その差は決定的なものではなくて、一定期間異なる環境で育った一卵性双生児ってテイストなんだけど、横浜育ちの私には、関西風のお味はややボヤけて感じるので、東京豚饅の方が、ビッタリとハマりますよ。
皮が柔らかなせいか、底の経木にもってかれがちだけどね。

現地の肉団子もだいぶ安っぽく感じたんですが、こっちのものは香ばしく揚がっていて、イケますぞ。
「東京豚饅」 いいじゃない。
もう催事の551に何時間も列ぶ時代は終わったんじゃないか? ポルタあたりにも出店してくんないかなぁ~
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